COMPANY

「付加価値創造型水産流通企業」をめざす!
マルハニチログループ荷受ユニットの中核企業

大都魚類株式会社は、1947年に水産物卸売会社として創業し、マルハニチロの前身である大洋漁業の水産物の販売拠点として築地市場で産声をあげました。以来、半世紀以上にわたり、国内最大のマーケットを有する首都東京の台所、首都圏3300万人の基幹市場を支えてきました。しかし、昨今水産物流通を取り巻く環境は大きく変化しました。
供給面では天然資源の枯渇、漁業従事者数の減少、輸入水産物の買い負け、販売面では魚離れ、市場経由率の低下等が挙げられます。さらに、消費者のニーズは多種多様、食の安全は完璧でなければなりません。このような状況下、当社はあるべき姿として「付加価値創造型水産流通企業」を掲げています。中央卸売市場の役割である水産物の集荷・分荷による安定供給を全うし、首都圏の台所を守るとともに、消費者の多様なニーズにあった商品を創造し、流通させる企業として成長してまいります。
食の安全に関しては卸売業界初となる食品安全マネジメントシステムに関する国際規格(ISO 22000)も取得しました。マルハニチログループの理念である「私たちは誠実を旨とし、本物・安心・健康な『食』の提供を通じて、人々の豊かなくらしとしあわせに貢献します。」をモットーに日々努力してまいります。今後とも皆さまのご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 大都魚類株式会社
代表取締役社長 播谷 純

INFORMATION

  • 社名
    大都魚類株式会社
  • 本社
    東京都江東区豊洲六丁目6番2号
  • 支社
    千住支社/東京都足立区千住橋戸町50番地
    大田支社/東京都大田区東海三丁目2番8号
    成田支社/千葉県成田市天神峰80番地1
  • 設立
    1947年10月1日
  • 資本金
    26億28百万円
  • 売上高
    836億38百万円(2023年度)
  • 業種
    水産物卸売業
  • 代表者
    代表取締役社長 播谷 純
  • 主な事業内容
    1) 水産物および加工食品の卸売業
    2) 水産物の輸出入
    3) 不動産の所有、賃貸管理
    4) 前記に付帯する関連する事業
  • 関連会社
    丸都冷蔵株式会社 (青森県八戸市)
    株式会社築地フレッシュ丸都 (東京都中央区)
    大都サービス株式会社 (東京都江東区)

HISTORY

  • 1947年10月
    水産物売買および販売の受託を目的とし、東京都公認の複数制卸売機関の一会社として設立。
  • 1948年4月
    東京都足立区に千住支所 (現:千住支社) を開設。
  • 1950年5月
    中央卸売市場法に基づき、東京都指定水産物卸売人として許可を受ける。
  • 1962年12月
    東京証券取引所市場第二部に株式を公開上場。
  • 1971年7月
    卸売市場法の施行に伴い農林大臣許可の水産物卸売業者となる。
  • 1996年8月
    東京都大田区に大田支社を開設。これにより東京都中央卸売市場の水産物を取り扱う三市場全てに販売拠点が設置された。
  • 2004年3月
    千葉県成田市にある成田魚市場 (株) を合併し、成田支社を開設。営業拠点を広げる。
  • 2018年10月
    築地市場閉場、豊洲市場開場に伴い、東京都中央区から東京都江東区に本社を移転。
  • 2020年6月
    上場廃止
  • 2020年9月
    マルハニチロ株式会社の完全子会社となる。

DEPARTMENT

  • マグロ部
    国内主要生産地の他、オーストラリア、メキシコ、ヨーロッパ各国の天然・養殖のマグロを、1日800~1300本ほど、セリ売りを中心として取り扱っています。本マグロ、インドマグロ (南マグロ) 、メバチ、キハダ、カジキなど生鮮・冷凍品とも幅広く取り扱っています。
  • 鮮魚部
    特種部
    イワシ、サバ、ブリ、アジ、イカ、サンマ、カツオの他に小型のマグロ類など、北海道から沖縄までのあらゆる魚種を扱います。また専用設備 (循環海水濾過装置) を完備し、高級活魚のヒラメ、タイ、シマアジ、フグなど、天然・養殖を含め年間100魚種ほどを扱っています。貝類は業界でトップクラスの取扱量です。
  • 冷凍部
    日本国内各地、また世界中の多種多様な冷凍魚介類を扱っています。商社、水産会社から北方凍魚・南方凍魚などの商材を仕入れ、全国の加工品メーカー等へ原料として供給、また直接輸入や海外との提携工場において独自の製品開発も行っています。当社の冷凍魚の扱い高は業界ではトップクラスです。
  • 水産加工品部
    キンメダイ、エボダイ、アジなどの開き干し製品や、スケトウダラ、ニシンなどの魚卵、シラス干し、煮干など、日本の伝統的な乾物を扱っています。スルメやシシャモなども重要な商品です。日配グループでは国内優良メーカーのカマボコ、チクワ、サツマアゲなどのスリミ製品やスモークサーモン、ウナギの蒲焼などの冷凍食品も扱っています。
  • マーケティング部
    大手量販店、鮮魚専門店、外食産業などの幅広いニーズに対応する市場の新しい機能です。
  • 海外部
    世界各国の荷主からの直接輸入を行い、その約半分は空輸の鮮魚・活魚です。海外の産地開発、日本国内での新商品開発、また市場ニーズの動向調査などのマーケティング活動も海外室の業務です。
  • 組織図
    組織図はこちらから